自宅でシャンプーする注意点

シャンプー後のドライヤー

 

シャンプー後に生乾きしているとワンちゃんの肌や毛によくないのです。

 

トリミング店で仕上がりがあまりにも早い所は不安、
とオーナー様に聞いたことがあります。
そり理由は

 

@シャンプーが雑
A乾かしが甘い
Bゆうことをきかせようと無理やり・・・

 

大きく分けて@〜Bでした。

 

シャンプー後に必ずドライヤーでブローするのですが、
アドニスに来店頂くオーナー様の中には、次回カットコース
までの間に自分でシャンプーするオーナー様もおられます。

 

 

愛犬とのコミュニケーションやシャンプーの大切さなど、オーナー様
自身がご自分ですることはとても良いと思います。
もちろんシャンプーのやり方は、トリマーと同じようにはなかなか
難しいと思いますが、シャンプーすることはとても大切なのです。

 

それはたかだかシャンプーですが、ワンちゃんの健康を左右したり、
身体の異常がないかのチェックもシャンプーの時に分かるんですね。

 

健康を左右する?。
そう感じた方もいると思いますので、その理由を説明します。

 

まずシャンプーに大切なことは、汚れやノミ・ダニ・菌を
洗い流し、肌の弱いワンちゃんをキレイで清潔にしてあげることが
とても重要になります。

 

それとワンちゃんは思っている以上に肌が弱いことを知っていて欲しいです。

 

人間もそうですが、肌が弱い部分には毛が生えてますよね。
犬や猫もそうですが、全身毛でおおわれています。
これは生活するうえで肌を守るのに必要なのですね。

 

肌をゴシゴシ洗うことは当然肌の弱いワンちゃんにはよくないですし、
かといってある程度こすることも必要です。
ですからシャンプーの質が良いか悪いかで、同じやり方をしても出来上がり
が左右するのです。

 

良質のシャンプーはさほどこすらなくても汚れや菌を除去してくれます。
良い自然素材シャンプーであれば、間違ってワンちゃんが舐めたり
目に入っても影響はありません。

 

 

シャンプーの後大衆トリミング店などでは、サラッとリンスをかけて
しあげてますが、専門店舗は時間をかけてしっかり肌と毛質を補修します。
シャンプー後のトリートメントなどにも時間をかけるんですね。

 

考え方が大きく違うのは、大衆トリミング店はシャンプーは1回。
これはワンちゃんの状態は関係なく1回シャンプーと決めています。
汚れを落とすことを優先しているので、素材より汚れ落としが優先なんですね。

 

ワンちゃんのお肌を気にかけている店舗は、シャンプーを使い分けながら、
1回に拘らず、2回・・・3回シャンプーします。
お肌と毛質状態を見ながらワンちゃんの身体に影響がないことを
前提にシャンプーしているので当然手間暇と美容素材が高くなります。

 

しかし月に一度、ワンちゃんに優しい素材で迎えてあげたいのが
トリマーの本音なんです。
サロンが拘るワンちゃんに優しい素材を使うからできることなんですね。

 

犬にドライヤーをかける理由

 

毛量の多いワンちゃんにドライヤーをかける行為は、毛を乾かすことは
もちろんですが、毛の根元や毛穴に水分を残さないように肌をしっかり
乾燥させてあげることなのです。

 

自宅でシャンプーされるオーナー様に注意して頂きたいことは、
せっかく上手くシャンプーしても、毛を乾かすことを優先して
しまい、肌に水分が残ってしまう失敗です。
ドライヤー&ブラッシングをしっかりとすることをお勧めします。
毛の根本に低温で根元から乾かしてあげてください。

 

 

その理由は、シャンプー後しっかり乾かさないと、菌が繁殖して
悪臭の原因になり、もつれがひどくなります。
シャンプー後生乾きでいると、菌が繁殖するんですね。
スリッカーやブラシで毛の根元からしっかり乾かしながら、もつれを
ほぐすように乾かして下さい。

 

また、ドライヤーを嫌がるワンちゃんも多いと思います。
耳が良いワンちゃんにとって、音が大きく風が熱いからなんです。
大きな轟音に恐怖を感じてしまうんですね。

 

家庭用ドライヤーは人間用なので、ワンちゃんを乾かすことに
あまり向いてません。

 

@風が熱い
A温度調整が難しい
B片手がふさがる

 

嫌がるワンちゃんを毛の根元から乾かすには、やはり両手が必要ですし
安全にできます。

 

風が熱いと毛を焦がすだけならいいのですが、肌の弱いワンちゃんは
火傷するおそれがあります。

 

できれば温度調整ができて、低音で風量のあるドライヤーをお勧めします。

 

トリミング店で使っているドライヤーのほとんどは、風量調整と温度調整が
付いてます。

 

 

アドニスのドライヤーももちろん調整ができますが、風量は一般的な
トリミング店が使用しているドライヤーより強いものです。
これは毛の根元の水分を、低温で吹き飛ばして乾燥させるためなんですね。
温度を上げて乾燥させる方法はしませんので、火傷はしません。

 

オーナー様がご自身でワンちゃんをシャンプーするとき、上記のような注意
をすれば、ワンちゃんの負担軽減と健康的なシャンプーがてきるようになります。

 

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