全国でニュータウンと呼ばれる街は2000を超えてるが、中でも300ヘクタールを超えるニュータウンは70カ所と言われてます。多摩ニュータウンはその中でも大きく、日本住宅公団と東京都が行った大規模プロジェクトでした。
1970年代、アドニスがある永山付近の開発から始まり、多摩センター京王堀之内、南大沢、若葉台と着々と開発が進み、今では八王子市・町田市・多摩市・稲城市と14kmに渡る22万人の街へと発展しました。
多摩ニュータウンの歴史
金曜日の妻たちへ
TBSで爆発的視聴率をとったドラマ金妻こと「金曜日の妻たちへ」の撮影は、実は多摩ニュータウンでした。ドラマの舞台は東急線のつくし野駅~たまプラーザ駅一帯の住宅地を設定してますが、撮影は多摩ニュータウンだったのです。
放送された1983年当時はドラマの中で、とてもオシャレな雰囲気をもった中庭があるタウンハウスがあまりなく、同じ連棟に住む人たちが中庭を中心に展開するストーリーが多摩ニュータウンの落合地区にあるタウンハウスだったのです。
最近ではTBSドラマ「半沢直樹」の帝国航空社員説明会の撮影にも鶴巻地区が使われたようです。
その他多くのドラマや映画の撮影場所として、多摩ニュータウンは魅力ある撮影場所なのかもしれません。
耳をすませば
アニメーションの世界で知られるスタジオジブリ「耳をすませば」も多摩ニュータウンが舞台となっていることを知る方は多くいると思います。
聖蹟桜ケ丘駅~乞田(永山)の中間にある桜ケ丘住宅を中心とした物語で、雫と猫のムーンが降り立った場所が聖蹟桜ヶ丘駅です。
桜ケ丘2丁目には、地球屋の舞台、桜ケ丘ロータリーがあります。
もっと知りたい方は、耳をすませばの舞台で検索するといっぱい観れると思います。
犬にも優しい魅力
多摩ニュータウンの魅力は、ドラマ撮影をしたからではなく、ドラマや映画の舞台として魅力ある街だということです。開発が終わりゴースト説も流れていますが、多摩ニュータウンはとても魅力ある街と私は思ってます。
特に歩くのが好きな人、自然が融合した街、家賃が23区よりお得な経済的なことを考えると、多摩ニュータウンはまだまだ魅力ある街で、特に犬の散歩には適してます。
田園を切り開いた丘の街ならではの風景は、至る所にホッとできる空間が多く、公園や遊歩道がとても多いのが犬にとっても生活しやすい環境ではないでしょうか。
マンションの個室で生涯の大半を過ごすよりも、自然と融合した街は犬にも優しい街だと思います。
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