育毛マッサージの基本
頭皮マッサージが効果的といわれてますが、はたしてどこをどんな風にマッサージすればいいのでしょうか。
マッサージで大切な箇所をここで覚えましょう。
育毛頭皮血行促進マッサージ
マッサージをやっても効果が選れないという声を耳にしたことがあります。
みなさんマッサージのツボがあることをご存知ですか。
東洋医学でよく言われるのは、天柱(てんちゅう)、百会(ひゃくえ)、風池(ふうち)という3つのツボを刺激することで薄毛や脱毛予防効果があるといわれてます。
この3つのツボををマッサージすることで血行を促進させ、髪を育毛する毛母細胞の働きを活性化します。
天柱と風池は首の後ろにある筋肉で、天柱は筋肉の外側から髪の生え際までを刺激します。
風池は天柱の指1本外側のくぼみのあたりです。
百会は頭の天辺です。
両耳と鼻から天辺に向けて線を描いて交わった部分になります。あまり強く刺激しない程度がいいでしょう。
例えば仕事の合間や睡眠前に、軽く押してあげるのも効果的ですし、毎日のシャンプー時にすれば続けられますよね。
アートネイチャーなど髪のプロが作った
スカルプシャンプーなどを使うとより効果的です。
毎日刺激を与えることが重要で、効果がなかなか現れないからといって三日坊主はだめです。
血行を良くすることは、身体マッサージにも肩こりを解したり、身体を暖めたりと効果があるのと同じように、薄毛、抜け毛で悩んでいる人は効果が必ずあるはずです。
予防として効果が期待しましょう。
遺伝的に心配がある方は、早い段階から始めることが育毛の基本です。
マッサージのちから加減ですが、あまり強くこすると皮膚にダメージをあたえてしまうので、加減には注意しましょう。
あくまでも適度な感じがいいです。
各箇所を1分から2分ぐらい朝晩毎日するイメージが適度ではないでしょうか。
あまり長時間すると、皮脂と汗が分泌し、皮脂膜ができてしまい、毛穴を詰まらせてしまいますので注意してください。
・もう一つのツボ
薄毛は男性ホルモンの増加やダイエット、不規則な生活で頭皮に栄養が届きにくくなります。
ツボを刺激することで、血行を良くすることは前にも話しましたが、もう一つのツボも効果的なので、是非覚えてください。
安是穴(あぜけつ)というツボがありますが、これは簡単に言うと、薄毛や抜け毛になっているところです。
押し方は薄毛になっているので、残っている髪に負担をかけないように、指先で軽くたたきます。
こちらも1分から2分程度がいいでしょう。
地機(ちき)というツボは足の内側にあります。
足の内側のくるぶしから指10本ぐらい上の脚の骨の内側です。
親指の腹部を円を描くように押しながら回します。
5回ほど繰り返して回すと良いでしょう。
ツボを押す力は、どのツボも気持ちよいと感じる程度が良く、やさしく押すようにしてください。